- 脱毛前の保湿は大事だといわれたけど、どんなアイテムを使えばいいの?
- 保湿アイテムでどんな違いがあるの?
- 脱毛でちゃんと効果を得られるように準備を完璧にしたい!
そんな方におすすめの内容です。
脱毛前後の保湿は大事ってよく言われるけど、なぜ大事なのか?どんな保湿アイテムがおすすめなのか?まで説明してくれるクリニックって少ないのが現状。
実際、なんとなく保湿しておけばいいやって思っている人がほとんどですが、
実は脱毛効果を高めるためにも保湿は超重要なんです。
そこでこの記事では、医療脱毛における「保湿」がなぜ大事なのかというところから、おすすめの保湿アイテムまでをご紹介します。
この記事を読めば、自分に最適な保湿アイテムがわかり、医療脱毛で失敗を少なくすることができます。
医療脱毛では期間中の保湿は本当はとても大事で、そのアイテム選びにもいくつかポイントがあったんです。
脱毛前後の保湿ケアが重要なのは、適切な効果を得るため!
脱毛期間中の保湿は超重要です。理由は脱毛効果を高めるから。
さらに肌が乾燥していると痛みを感じやすかったり、脱毛後の炎症など肌トラブルを防止する役割もあるんです。
脱毛効果を高める
肌が乾燥していると、肌の一番外側にある角質層が厚くなり、
新しく生えてくる毛が埋没毛になりやすいといわれています。
土台となる肌の状態が悪いときには毛が生えづらくなるほか、生えてきても角質に埋まってしまう埋没毛になる可能性があります。
角質層が厚いと毛根までレーザーが反応しにくく、脱毛効果が弱まる可能性があるというわけです。
乾燥している肌は、外的刺激に弱く敏感な状態。肌は自分の身を守ろうとして、角質層を分厚くします。
また保湿がしっかりされていて、肌の水分量が多いと脱毛レーザーの熱ダメージに耐えられるので、照射パワーを上げることができますが、乾燥しているとそれができません。
より効果的な施術ができるようにするためにも保湿はとっても大事なんです。
「脱毛レーザーによる肌トラブル」を抑える
肌が乾燥していると角質層のもつ肌のバリア機能も低下します。
バリア機能が低下すると、外部刺激に弱くなるため、脱毛レーザーによる肌トラブルが起こりやすくなってしまいます。
バリア機能が正常に働いていると、肌の水分を保ち蒸散を防ぐとともに、アレルゲンなどの侵入や外部刺激から肌を守ります。
引用:乾燥肌の症状・原因
そのため脱毛クリニックなどの事前のカウンセリングでは、普段から保湿を行うように指導されます。
決まった回数内で脱毛を終了させるためにも、保湿はしっかり行いましょう。
脱毛当日はどれくらい保湿を行った方がいい?
脱毛当日の朝は、いつも通りしっかりと保湿を行いましょう。
ただしボディオイルなど肌に油分が残ってしまいやすものや、つけすぎには注意。
肌に成分が残っていると脱毛レーザーの効果を弱めてしまったり、肌トラブルの原因となる可能性があります。
水分が多めの保湿クリームやローションタイプなどで肌に浸透するように保湿を行いましょう。
脱毛前後の保湿アイテムを選ぶポイントは「保湿力」と「低刺激」
脱毛前後の保湿アイテムは、保湿力が高く低刺激なものがおすすめ。
部位にもよりますがボディオイルやワセリンなどの油分の高いものよりも、
ボディークリームやローションなどの肌内部の水分量を増やしてくれるものを選びましょう。
「顔脱毛」でおすすめの保湿アイテム
顔の保湿は基本的にいつも使っている化粧水や乳液、美容液やクリームなどでOKです。
ニキビなど炎症や肌トラブルがおきてしまうと、その部分だけ照射ができないこともあるので、
予約日直前で化粧品を変えることだけはおすすめしません。
さらに脱毛当日のオイルやワセリンの使用はほどほどに。
顔脱毛の場合は直前で落とすことができるので使用しても問題はありませんが、
控えめにした方が当日の照射がスムーズです。
「全身脱毛」でおすすめの保湿アイテム
全身脱毛の保湿アイテムはしっかり保湿力があり、伸ばしやすい軽めのテクスチャーのものが理想です。
個人的なおすすめはクリームかローションタイプ。
さらに「ヒューメクタント」と呼ばれる角質層の水分量を増やす成分が配合されているものがおすすめです。
具体的にはアミノ酸、グリセリン、ヒアルロン酸、コラーゲン、尿素などが該当し、これらが配合されているもの。
ヒューメクタント(humectant) は、吸湿性の物質で角質層に水分を吸収する。
引用:保湿剤 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
全身脱毛は照射部位が多いので、隅々まで保湿をしておかないと脱毛時に痛みがでたり、乾燥していると肌トラブルの原因にもなります。
ちなみに私のおすすめはケアセラをいう全身クリーム。詳細は、以下のサイトでも紹介しています。
「デリケートゾーン」の保湿は低刺激なものを。
デリケートゾーンは、VIO専用クリームやローション、乳液、ベビーオイルなど低刺激のものがおすすめです。
VIOは顔や全身の肌とは違い、ムレやすくデリケート部分です。
シェービングを行う前後にもカミソリ負けしないよう、しっかり保湿をおこないましょう。
塗る量も少なめでOK。ムレやかぶれに注意してください。
脱毛前後、保湿以外に注意することって?
保湿以外にも脱毛照射の前後に気をつけておきたいポイントがあります。
ポイントは以下のとおり。
- 日焼け対策
- 入浴や温泉
- 飲酒や激しい運動
- 事前のシェービング
日焼けしないように注意する
普段から日焼け対策は万全にしておきましょう。
脱毛前に過度な日焼けをしてしまうと当日照射ができなかったり、脱毛レーザーによる肌トラブルが起きやすくなります。
とくにメラニンに反応するレーザー脱毛機の場合は、せっかく予約をとっても照射できなくなる可能性が高いので注意してください。
ただし、脱毛当日の日焼け止めの使用はなるべく控えましょう。
脱毛効果が落ちてしまう可能性があります。
施術当日は、脱毛箇所に制汗剤や日焼け止めクリームの使用は控えましょう。
制汗剤、日焼け止めクリームの有効成分が毛穴に詰まることで、脱毛レーザーが毛根にある発毛組織まで伝わりづらくなり、脱毛効果が十分に得られないことがあります。
顔脱毛の場合は当日落とすことができるので問題はないのですが、
全身脱毛の場合は施術前に落とすか、洋服や日傘などで紫外線対策を行って向かうのがおすすめです。
当日の入浴はNG。温泉予約も注意して。
脱毛した日の夜は入浴は避けるように指導されます。
理由は、入浴によって血行が良くなると赤みや痛みが生じやすいから。
さらに温泉の場合、クリニックによっては1〜2週間控えるよう指導されることもあり、旅行予約などは注意が必要です。
温泉は血行が良くなるだけではなく、脱毛後のバリア機能が低下している肌に温泉の有効成分や雑菌などの影響で肌トラブルを起こす可能性が高いからです。
脱毛後の肌は乾燥していて、バリア機能が低下しています。また、雑菌に対する抵抗力も落ちています。このような状況で雑菌が毛根内部に侵入すると、炎症が起きて毛嚢炎になる可能性があります。
脱毛後の予定は慎重に行いましょう。
脱毛当日の飲酒や激しい運動
脱毛した日の激しい運動や飲酒についてもNGとされることが多いです。
理由は運動や飲酒により、血行がよくなったり肌の摩擦が増えることで、かゆみや炎症などの肌トラブルを引き起こしかねないから。
詳しくは、脱毛|前日〜当日のルールや注意点とは?【自己処理】や【生活習慣】について!でも解説しています。
事前のシェービング
事前の自己処理(シェービング)は予約日の2日前〜前日に行うのがおすすめです。
シェービングは照射を行うために大事な準備。
背中など手の届きにくいところは無料で行ってくれるクリニックも多いので、無理しない程度に剃っていきましょう。
シェービング前後はもしっかり保湿を行いカミソリ負けしないように注意してください。
シェービングを怠ると、クリニックによっては施術が終わらなかったり、追加料金がかかったりしますので、注意してください。
>>脱毛|前日〜当日のルールや注意点とは?【自己処理】や【生活習慣】について!
まとめ:脱毛前後の保湿はいいことしかありません!
医療脱毛の保湿について解説しました。
脱毛前後の保湿は脱毛効果を上げるため、当日のレーザーによる照射の痛みを和らげるために超重要です。
脱毛直前にいきなり保湿を始めるのではなく、日頃から肌の水分量を保つようにしましょう。
おすすめは角質層の水分量を増やす成分が配合されている保湿成分。
アミノ酸、グリセリン、ヒアルロン酸、コラーゲン、尿素などが入っている、サラッとしたタイプがおすすめです!