「医療脱毛ってトータルいくらかかるの?」
そんな疑問をお持ちの方も多いはず。
医療脱毛って安くないし、できれば追加費用がかかるのは避けたいところ。
でも実際、クリニックによってコースや料金の「記載方法」が違うので、ホームページをみても「結局いくらかかるの?」と混乱する方も多いです。
そこでこの記事では、医療脱毛において基本でかかる料金とオプションでかかる可能性のある項目について解説します。
この記事を読めば、気になっているクリニックのサイトの見方もわかります。
追加料金の有無はクリニックや利用者によっても大きく差が生まれますので、
実際にカウンセリングや契約前に知っておくべき内容です。
全身脱毛の基本料金は20万円くらい

一般的に医療脱毛を行う場合、全身脱毛コースだと20万円くらいが相場です。
*ここで言う全身脱毛とはvio・顔を除いた全身のことを指します。
例えばキレイセイカツで調べた東京新宿区の脱毛クリニック11院の平均価格を出してみると187,586円になります。
いくつか実際の全身脱毛コースの料金をみてみましょう。
このような公式サイトで記載されている料金が基本料金になり、
そこからキャンペーンで割引になったり、逆にオプションを入れることで追加料金がかかったりもします。
・【医療脱毛】クリニックの選び方!消耗しない3つのポイントを徹底解説!
メンズ全身脱毛の相場は?
ちなみにメンズ脱毛では以下の通り、少し価格が上がります。
クリニック名 | 全身脱毛金額(5回) |
---|---|
メンズリゼ | 約27万円 |
ゴリラクリニック | 約43万円 |
レジーナクリニックオム | 約27万円 |
*陰部を除く首から下すべての料金です。
追加料金(オプション料金)は契約後にかかる費用!
追加料金とは、脱毛料金以外で後から発生する費用のことです。
契約時に追加料金を支払うということは基本的にありません。
そのため追加料金は事前に知っておくと安心ですし、クリニックを選ぶひとつのポイントにもなります。
実際に追加料金でありえるものは以下の通りです。
- 再診療
- 肌トラブル時の処置料
- うちもれ再照射
- 予約キャンセル変更
- 麻酔代
- 剃毛料金(シェービング代)
①〜③は脱毛に通っている間に、肌トラブルや照射もれなどがあった場合、
ドクターの再診によりお薬や再照射を行うためのもので、
まれに料金のかかるクリニックもありますが、ほとんどが無料対応です。
特に、③打ち漏れはクリニック側の見落としの可能性が多いため、こちら側が料金を支払うというケースはほぼありません。
1列になって体毛が残っていたり、一部分に集中して残っているのが打ち漏れです。 打ち漏れかな?と思ったら、すぐにご連絡ください。 優先的にご予約を取らせていただき、前回照射から4週間以内にご連絡をいただければ無料で追加照射を行います。
引用:うち漏れ
大事なのは、③予約のキャンセル変更、④麻酔代、⑤剃毛代(シェービング)の3項目です。
これらについてはクリニックによって対応が全く違います。
予約のキャンセル・変更料金
決められた予約日をキャンセルしたり、変更したりすると発生する「キャンセル料」ですが、
脱毛クリニックではほとんどが無料です。
実は、料金がかからない代わりに、契約回数が1回分がなくなってしまうというペナルティ対応になるケースが多いです。
いくつかクリニックの対応を見てみましょう。
クリニックに違いがあるとすれば連絡する期限の違いや、
キャンセル変更の方法で、たとえば電話でのみ受付するクリニックもあれば公式サイトやLINEで連絡ができるクリニックもあります。
さらに気をつけたいポイントが、
「生理が終わらなかった」「電車の遅延で遅れそう」などやむおえないキャンセル・変更であっても期限をすぎればペナルティがかかるというところ。
生理や電車の遅延でもアウト
脱毛クリニックは完全予約制のため、残念ながら生理などやむ終えない理由があっても、
決められた期日を過ぎてしまうとペナルティがかかるケースが多いです。
だたし電車の遅延などの5分〜10分程度の遅刻などであれば、
時間を短縮などをして臨機応変に対応してもらえることもあるため、緊急時はとにかく早めに連絡をしましょう。
最近では当日のキャンセル無料や、生理日保証のあるクリニックが出てきています。
心配であればそうのようなクリニックから選ぶことも方法のひとつです。
・アリシアクリニック
・フレイアクリニック
・リアラクリニック など。
麻酔代は必要な人だけ
麻酔は必ず全員が必要なものではありません。
そのため基本料金には含まれず、追加項目で記載されている場合がほとんど。
そもそも医療用の脱毛レーザーには痛みを軽減する仕組みがあるため、人によって麻酔が必要かどうかは異なります。
そのため「痛み」が心配な方は、以下の項目を確認しておきましょう。
- 麻酔代が有料か無料かを調べておく
- テスト照射を希望する(テスト照射ができるクリニックを選ぶ)
- 初回カウンセリングで「痛み」について相談する
- 保湿を念入りにしておく
麻酔代はクリニックによって有料・無料とそれぞれで、料金も異なります。
有料の場合は1回で3,000円程度が相場ですが、まれに高額なケースもあるため事前の確認がおすすめです。
ちなみに、カウンセリング時にテスト照射ができるクリニックもあります。
こちらは事前の希望が必要なケースが多いので、無料カウンセリングの申し込みの備考欄に、
「テスト照射希望」や「痛みが気になるので、テスト照射or麻酔について相談したい」など
はっきり希望を書いておくのがおすすめです。
また、痛みは肌の乾燥具合と関係していて、普段から保湿をしっかりすることで痛みを軽減できることがあります。
・脱毛前後の「保湿」はなぜ必要?ボディクリームの選び方や効果を上げるコツ
剃毛料金とは、剃り残し時に発生する
脱毛当日は、照射部位を自分で剃毛(シェービング)して行くことになります。
照射部位の剃り残しがあった場合はクリニックで剃ってもらえますが、
その時に料金が発生する場合と無料サービスのクリニックとで分かれます。
自己処理が苦手な方、追加料金が心配な方はなるべく無料のクリニックから選ぶのがおすすめですが、
有料のクリニックであっても、背中やお尻など手の届きにくい部位のみ無料などというケースもあるので確認しておきましょう。
*いずれも剃り残しがあった場合。
小回りのきく、ペン型シェーバー

余談ですが、自己処理が苦手、不器用な方におすすめなのはペン型のシェーバーです。
凹凸のある体のラインを丁寧に剃ってくれるので、細かい部分まできちんとシェービングでき、剃り残しや剃り忘れが防げます。
実際のクリニックでもよく看護師さんが使用しているのを見かけるのでとってもおすすめです。
>>【5,000円以下】女性用・電気シェーバーのおすすめ解説※2022年最新
まとめ:トータル費用=基本料金+追加費用
医療脱毛の基本料金、追加でかかる費用について解説しました。
初めての脱毛クリニックは何かと心配なことも多いと思いますが、契約時にかかる金額はほとんどが「脱毛のみの料金」になります。
ただし、事前にシェービング代・予約ルールは確認しておくのがおすすめ。
麻酔代は必要な人が限られますので、心配な方はカウンセリング申し込み時に「テスト照射」を希望したり、麻酔代を確認しておくといいでしょう。
- 初診料・カウンセリング料はほとんどが無料
- 再診療・うちもれ・肌トラブルの対応もほとんどが無料
- 直前の予約キャンセル・変更はペナルティでの対応になるケースが多い
- シェービング代はクリニックによって対応が分かれる
- 麻酔代は有料が多いが、使う人は限られる